腹痛
stomach ache
お子様が訴える痛みで一番多いのがおなかの痛み、腹痛です。
腹痛は比較的軽症の急性胃腸炎や便秘症から、重篤で緊急の対応が必要な病気(急性虫垂炎(盲腸)や腹膜炎、腸閉そく等)まで、さまざまな原因で起こります。
2歳以下の乳幼児は、はっきりとした腹痛を訴えることができません。ただ機嫌が悪く泣いている場合の時もあります。
便秘は病状としては軽症な場合が多いですが、お子様により激しい痛みを伴う場合があります。また腹痛は病状の重症度と痛みの程度が一致しないことがありますので、嘔吐や下痢といった他の症状の経過観察がとても大事です。受診される場合は、これらの症状の経過を医師にお伝えください。
具体的には
おなかのどの部位が痛むか?痛みに波があるか?便は受診するまでに出ているか?またそれはいつ頃でた便か?(最後の排便の時間)出ていたらどんな便だったか(色・性状・量・回数など)?お熱は出ているか?などを記録していただくと診療の大きな手助けとなります
ご家族の方のお子様の症状の記録についてご協力をよろしくお願いいたします。