日本脳炎
Japanese encephalitis
- 対象
- 生後6ヶ月から7歳半まで接種可能です。標準的には3歳になってからで2回(1~4週間隔)、その後に6ヶ月以上あけて4歳頃に1回接種します。9~12歳に第2期の接種を追加します。
しかしながら、静岡県では2023年8月に、県内で蚊に刺され感染したと推定される日本脳炎患者が発生しています。豚の日本脳炎抗体保有率も高い地域となっており、生後6か月から日本脳炎ワクチンの接種を開始することが推奨されています。
- 疾患の説明
- 蚊が媒介する日本脳炎ウィルスの感染で、急性脳炎を引き起こします。半数程度の方が後遺症を残す、治療法のない重篤な疾患です。日本での発症はきわめて稀ですが、東南アジアなどで流行があります。